【マジベルセラミックRGC / VOCフリー】HONDA CBX1000施工実績のご紹介

WORKS 制作・実績

2025.04.25

今回は、HONDA CBX1000 マジベルセラミックRGCのご依頼をいただきました。

CBX1000は1978年12月に発表された排気量1,047ccの空冷4ストローク4バルブDOHC直列6気筒エンジンを搭載し、北米ならびにヨーロッパの両市場向け輸出専用モデルです。

ダイヤモンド型フレームに搭載されたCB1E型6気筒エンジンは燃料供給に28mm径CV型キャブレターを6基装着し最高出力105ps/9,000rpm・最大トルク8.6kg-m/8,000rpmのスペックを誇り、最高速度225km/h・0-400m加速11.65秒は当時の世界最速記録を持っている車両です。幅を詰める目的からクランクケース両端を切り落とすなどしたほか、ハンドル・ステップ・ブレーキペダルチェンジペダルには量産車では初となるジュラルミン鍛造とした構造になっています。今から約40年前の車両ですが、車両の状態は良好。当時の雰囲気をこの先も残していくために、マジベルセラミックRGCでコーティングを施していきます。

施工工程をご紹介いたします。

下地処理に影響がないように手洗いで念入りに洗車をおこなっていきます。塗装面に影響が出ない様に、優しく丁寧にエンジン、ホイール、マフラー、タンクなど専用の洗剤を使い洗って付着している油分や汚れを除去きていきます。洗車を終え、ブロアーを使い余分な水分を綺麗に取り除きます。バイクは構造上、隙間が多く、水分が残ってしまいますので念入りにおこないます。

下地処理の前に、エンブレムや給油口のアルミなどポリッシングが接触する箇所は全てマスキングし、ポリッシャーでの傷を防いでいきます。重要な下地処理をおこなっていきます。強く研磨すると特に旧車は塗装面に影響が出てきますので、満遍なく丁寧に処理をおこないます。擦れなどによる小傷も消していきます。

※深い傷は、ポリッシャーでは消えませんのでご了承ください

ポリッシングが完了し、再度洗車で油分やコンパウンドを洗い流してコーティングの下準備をおこないます。

マジベルセラミックRGCの施工工程を進めていきます。マジベルセラミックRGCはVOCフリーで無機質溶剤の為、塗装を痛める心配はありません。耐熱も1,200℃と非常に高く、熱を持つエンジン、キャリパー、マフラーへの施工も問題ありません。その他、施工箇所としてヘッドライト、フレーム、ホイール、シート裏、メーターなどの計器類全て手塗で施工をおこなっていきます。

マジベルセラミックRGCの特徴でもある、未塗装樹脂パーツにも施工は可能です。経年劣化による白化も起きませんので安心して施工ができます。しかもコーティングに追従性がある為、熱での膨張によるコーティングの割れや劣化はありません。だからこそ、エンジンやマフラー、キャリパーなど熱がかかる箇所でも施工が可能です。

マジベルでは外装コーティングだけではなく、シートコーティングもおこないます。汚れを落としやすくすることや、擦れることでの傷や破れを軽減する効果も得られます。

【マジベルセラミックRGCについて】

マジベルセラミックRGCは、VOCフリーでバイクにも環境にも優しいコーティングです。シリカ（ガラス）成分含有量95~98%と圧倒的に高いシリカ成分で完全無機質高分子シリカ被膜（無機高分子とは、ガラス、岩石、宝石etc…..などの事で完全無機シリカでは完全ガラス被膜）を形成、ガラス成分の多さからくる膜厚で潤いを帯びた艶を纏わせる。更に高性能フッ素とチタンを合わせることによって他のコーティングとは比較にならない撥水性と耐久性を実現しました。